ハノイで暮らす中で、実は一番苦労しているのが「日々の移動」
ハノイの交通事情は13年前にあった「遠鉄グループ ベトナム研修視察」で訪れた際のイメージが残っていたので、「まさかこんなはずでは…」というギャップはありませんでした。しかし、実際に毎日「生活者」として歩いてみると、想像以上のエネルギーを使います。
交通事故に遭わないように、足元で転ばないように——。 常に緊張感メーターをMaxに保って歩くため、体感としては日本の3倍・4倍の精神的疲労を感じる毎日です(笑)。
今回はリアリティをお伝えするために、私の毎朝の通勤ルートをご紹介します。 ぜひ、ハノイの街を一緒に歩いているつもりで想像してみてください!
私のハノイ通勤ロードマップ
<自宅>―徒歩15分―<カウザイ駅>―ハノイメトロ3号線5分―<国家大学駅>―徒歩15分―<☆遠鉄ベトナム>
自宅出発:キンマー通りの石畳
家を出てすぐのキンマー通り。凸凹した石畳に足元を取られないよう注意しつつ、路地から飛び出してくるオートバイ、さらには頭上に低く出ているお店の看板に気を配ります。
※青い看板はバス停です

難関①:「Vタワー前交差点」を渡る
まさに「川を渡る」ような気分です。信号機のない大きな交差点で、自動車とオートバイが容赦なく押し寄せてきます。タイミングを見計らうだけで、7〜8分じっと立ち尽くす日も……。
※この日は横断歩道が路上駐車で通行できませんでした。。

癒しの時間:ハノイメトロ3号線
2駅だけの乗車ですが、この時期は冷房がしっかり効いていて最高の癒やしスポットです。
日本ではラッシュ時に座るなんて夢のまた夢ですが、ハノイメトロは快適に座って移動できます。

難関②:「街中三差路」を突破
メトロを降り、狭い路地街を通り抜けます。ここも当然のように信号機はありません。左右・正面、全方位への安全確認に全集中します。

難関③:会社直前「ズイタン通り」の横断
オフィスまであと少し!しかし最後に立ちはだかるのは、信号なしの4車線道路。
バスや乗用車がバンバン通り抜けます。バイクに気を取られていると、背後からクルマが迫ってくる恐怖と戦うことに……。「途中で立ち止まらず、一定のペースで向こう岸まで渡りきる」のがハノイの鉄則です。

おわりに
皆さま、ハノイでの通勤風景はイメージできましたでしょうか?
私はここで敢えて「慣れました」とは言わないようにしています。「慣れ」は油断を生み、事故のもとになるからです。日々刻々と変化するハノイの道路状況に合わせて、常に気を引き締めて臨機応変に行動する。
これは通勤だけでなく、経営にも通じる大切な感覚かもしれません。
今日も安全第一で、オフィスへ向かいます!
