ハノイで駐在生活を始めると、日本人向けの店舗などでフリーペーパーの生活情報誌が手に入ります。
飲食店やサービス情報はもちろん、驚くのは多様な日本人コミュニティ(サークル)の存在です。都道府県人会からスポーツ、文化、趣味の集まりまで、まさに「大学のサークル活動」のような賑わいを見せています。
懐かしい大学1回生の春、「どのサークルに入ろうか?」と胸を躍らせていた頃をふと思い出しました。
ガチランナーが集う「ハノイランニングクラブ」へ
赴任直後の4月、人脈づくりの交流会でお会いした方からご紹介いただいたのが「ハノイランニングクラブ」でした。
日本にいた頃も運動不足解消にジムへ通っていたため、「ハノイでも体を動かしたい!」という気持ちにまさにぴったり。5月に入部し、今では毎週日曜日・朝6時からハノイの大きな湖「ホータイ(西湖)」の湖畔を10kmジョギングしています。
集合場所には毎週20名前後の日本人ランナーが集まりますが……みなさん、フルマラソン経験豊富な“ガチ”なランナーばかり!私は無理をせず、自分のペースで毎回完走すること、前回のタイムを維持することを目標に汗を流しています。
朝5:35の日の出と、バイタリティあふれるハノイの朝
現在のハノイの日の出は5:35ごろ。空に朝日が昇り始めると同時に、私たちの10kmジョギングがスタートします。
早朝なので街は静かかと思いきや、西湖の湖畔はエネルギーで満ちあふれています。ジョギングやロードバイク、ダンスなど、朝早くから体を動かして楽しむベトナムの方々がたくさん集まっており、現地の健康志向の高さとバイタリティを肌で感じます。
クラブのメンバーも、ハノイ在住10年超の大ベテラン、現地企業で働く方、私と同じ駐在員など様々です。走りながら、あるいは走り終えた後に交わす情報交換は、私にとって非常に貴重な時間となっています。
異国の地で考える「つながり」の価値
日本では、SNSを通じたオンラインの交流や趣味の繋がりが増えています。しかし、ここハノイという限られた地域の中で、日本人生活者がリアルに集い、汗を流し、助け合う——。
最初は「運動不足解消」という個人のきっかけから始まった参加でしたが、異国だからこそ実感する「地域コミュニティの大切さ」を改めて深く考えさせられています。
……と、少し客観的な振り返りを書きましたが、走っている最中の10kmは自分との戦いで無我夢中、まさに必死です(笑)。
走り終わる頃にはギラギラとした太陽が降り注ぎ、ハノイの暑い一日の始まりを告げてくれます。(ここ数週間曇りや雷雨が続き久々の晴れでした)
太陽の光を全身に浴びながら、今日も元気にハノイでの挑戦を続けていきます!

